兄弟姉妹、平等に相続するのが当たり前だと思っていませんか?
間違っています!
相続は不平等なモノなのです。
そして、誰に何を相続させるかは財産を渡す側が決めることで、
もらう側はそもそも意見する立場にないのです。
にもかかわらず、誰々の方が多いだの少ないだの、
それだけならまだしも、お兄ちゃんはマンション買うとき親に頭金を出してもらっただろとか、
弟は大学の学費だけじゃなく、大学4年間こずかいもらったただろとか、
いつのことだかわからないことまでほじくり返して、
自分は損をしている、平等ではないとそれぞれが主張を始めるのです。
もらう側はそもそも意見できる立場ではないと申し上げました。
ただ、現実にはこのようなことが毎日のように繰り広げられているのです。
この状況は遺言書があったとしても変わりはありません。
遺留分だのと言う話になり、裁判沙汰になることも少なくありません。
不毛な兄弟げんかを防げるのは、譲る財産の持ち主である親だけです。
では、どうやって防ぐのか。
最も効果的なのは家族会議です。
お父様、お母様がお元気なうちに子である兄弟姉妹を全員集めた家族会議を開催することを検討しましょう。
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