何度もブログに書いておりますが、アパート経営は立派な事業です。
建築会社に薦められたから、不動産屋に薦められたから、と言って安易に手を出すと痛い目にあいます。
しかも、いまだに家賃保証の甘い言葉を信じているアパートオーナーがいると言うので呆れてしまいます。
先日も、ある建築会社から提案されてという賃貸アパートの事業収支計画をお客様から見せていただきました。
30年間空室ゼロで変わらぬ家賃収入、30年間修繕費ゼロの収支計画には唖然としました。
しかも、フルローン金利1.4%で計算されています。
そんなずさんな収支計画では利益が出て当たり前です。
しかも、30年後そこそこの価格で売却し、キャピタルまで取れる試算です。
まさか、そんな事業収支計画を鵜呑みにする人はいないでしょうが、
それに近い人はいるのではないでしょうか。
もちろん、必要以上にリスクをとることはありません。
リスクを大きく見過ぎると、せっかくの投資機会を見過ごすことになります。
不動産は今や立派な金融商品です。
リスクと利回りは正の相関関係にあるとすれば、ミドルリスクミドルリターンと言ったところでしょうか。
不動産投資の最大の利点は、レバレッジが効くということです。
1,000万円の手持ちしかなくても1億の物件で運用ができるということです。
ただし、万が一の場合に借金だけが残ると言うことを避けるために、
20%超の自己資金は用意したいものです。
くれぐれもフルローンを組まないようご注意ください。
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