相続税の申告は、たいがい税理士にお願いをすると思います。
財産の中に含まれる土地の評価も税理士が行うことが多いようです。
この税理士が行う不動産の評価に不備があり、相続税の過払いが発生しているケースが多々あるようです。
たとえは傾斜地。
地図だけではその土地の傾斜まではわかりません。
傾斜によって、前面道路との間に段差があったりするととちの評価は下がります。
土地の評価は原則、路線価×面積で計算されます。
この計算式で算出された金額に補正をかけていくのですが、
先の例のように傾斜地などは評価をさげることができるのです。
つまり、土地の評価を知識や経験が不足している税理士が計算をした場合、
評価を下げ漏らしてしまうことが往々にしてあると言うことです。
土地の価値が適正に評価されていなければ、相続税の計算でも誤りが生じます。
これが相続税過払いの原因のひとつと言われています。
土地が自宅だけであれば、そんなに大きな問題にならないかもしれませんが、
遠方に貸地があったりしても、なかなか現地調査へは行ってくれなかったりします。
地図や航空写真で判断されてしまう事も多く、かなり心配になります。
土地の評価についてきちんと説明してくれない、申告書に公図、路線価図などが添付されていないなど
あった場合は、正しく評価が行われているか、第三者によるチェックを受けた方が良いかもしれません。
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