もめない相続のために最も有効な手段にひとつに遺言書があります。
ただ、残念なことにその作成率はたったの4.9%に過ぎません。
(日本財団による調査、対象60歳以上)
びっくりしました。
更にその理由を聞いて驚きです。
遺言書を作成していない理由のトップは、
・遺言を書くほどの財産を持っていないから。
遺産相続を巡って裁判沙汰になったケースの実に75%は財産総額が5,000万円以下だと言うことをご存じでしょうか。
残されたものが少なければ少ないほど揉めてると言うことです。
その次の理由は、
・法定相続割合で分けてもらえればよいと思っているから。
遺産がすべて現金だとしたら、それも可能かもしれません。
一方で相続財産の40%近くが不動産であるとのデータもあります。
不動産って分けずらいですよね。
必ず、その不動産の評価を巡って揉めごとが起こります。
3つめの理由は、
・家族が上手く分割してくれると思うから。
甘い、とにかく甘いです。
うちは兄弟仲が良いから、なんて家庭ほどあとあと揉めることが多い気がします。
遺言書があっても揉めることはあります。
でも、なければ100%揉めます。
残った家族を不幸にしないためにも、遺言書を用意しておきましょう。
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