相続欠格という理由で、相続できない場合もあります。
子供が親を殺害してしまったような場合はわかりやすいかもしれません。
その殺人が遺産目当てだったりすればなおさらです。
第三者が殺害したことを知っていながら告発しなかった場合も相続欠格として
相続権をはく奪されます。
詐欺や脅迫により、自身に有利な遺言書を書かせたり、
遺言書の存在を知りながらそれを隠したりするのも相続欠格にあたる事由のひとつです。
遺言書の改ざんもこれにあたります。
いずれにしても、犯罪のにおいがプンプンしますよね。
犯罪が明るみになり逮捕などされれば当然に相続欠格となりますが、
悪さに気づいた他の相続人の告発によっても認められる場合があります。
相続を自身に有利に進めるために犯罪を犯すこと自体、許されることではありません。
相続欠格として、相続から排除されても仕方ありませんね。
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