ご主人が亡くなり奥さまと子が残される、ということはよくあります。
残され財産に現金預金が十分にあればそう問題になることはないのですが、
不動産が財産のほとんどを占めていたりするとちょっと厄介です。
当座の生活費に困る、ということもあるかもしれません。
すぐに現金化出来るものがあれば良いのですが、不動産を売却しなければならないとなると
時間もかかります。
時間がかかっても売却できれば良いのですが、
ちょっと困った原因で売却に手こずる、ということがあります。
ご主人側の親戚、義兄弟姉妹という人達がブツブツと小言を言ってくるのです。
ご主人が長男で実家を継いでいたりするとそれはそれは厄介なことになります。
さすがに義兄弟姉妹にとっての実家である住まいを売ってしまうとなると抵抗はあるでしょうが、
そうでなくても、先祖から引き継いだ田畑、駐車場として貸している空地、
実家の裏手に建てたアパートなどなど、何かひとつでも処分しようとすれば、
先祖代々の土地を切売りするのか!ということになるのです。
この話は、何も田舎に限ったことではありません。
お兄ちゃんやお姉ちゃん、弟や妹が一生懸命築いた財産を、配偶者とは言え赤の他人が処分するとなると
義兄弟姉妹は何か文句言いたくなるんでしょうね。まったく関係無いのに
生活に困れば資産を売却することもあるでしょう、その前に相続税が払えなくて・・・
と言うこともあるかもしれません。
万が一のことが突然やってきたとしても残された者が困らないように、
現金預金もさることながら、生命保険の活用もひとつの手段として有効です。
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