15年後、空き家率は30%を超えると言われています。
過疎地や郊外の住宅地で空き家が増えていく理由はわからないでもありませんが、
弊社のご近所(JR浦和駅から徒歩3分)でも頭に浮かぶだけで3軒の空き家があります。
なぜ空き家は放置されるのでしょうか?
放っておけば草木は伸び放題、家は荒れ果て不動産価値は下がっていきます。
固定資産税などの税金もバカになりません。
空き家が放置される背景には、問題の先送りと不動産神話という二つの問題があると思います。
日本人は問題の先送りが得意です。
目の前で起こっていることを、なんとかその場だけ取り繕ろうとします。
実家の相続でもめはじめると、後々じっくりと時間をかけて話し合うとして・・・・
とりあえず、共有財産として登記しておこう・・・・・。という結論になることが多いようです。
でも、今話し合いで決着がつかないものが、数ヶ月、数年後に決着がつくとは思えません。
もっと高く売れるのでは?将来値上がりするはず。
と言って、決断をしないということも良くあります。
ここ3~4年、オリンピックなど諸々の影響で土地の価格は上昇しています。
でも、20年、30年のスパンで見れば値下がり傾向にあることは否めません。
土地を利用する人間が減っているのですから当たり前です。
早く決断をしないと、値下がりするだけでなく買い手が見つからないと言うことにもなりかねません。
自分たちだけで決められない、話がまとまらない場合は、話がこじれる前に専門家に相談されることをお勧めします。
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