みなさん、「不安商法」ってご存じでしょうか。
代表的な例は「生命保険」でしょう。
万が一、亡くなったら。
万が一、けがをしたら。
万が一、事故を起こしてしまったら。
この、「万が一」という言葉が不安をかきたてます。
もちろん、「保険」悪いと言うことではありません。
保険を必要とする人、場面、事象はたくさんあります。
ただ、「万が一」という言葉に踊らされ、必要以上な「保険」に加入してしまう人が数多くいるのも事実です。
相続についても同じです。
「相続対策をしないと、がっぽり税金を持って行かれますよ!」
こんな風に言われると、「そうなんだ、このままだと相続税をたくさん取られてしまうんだ!」と
思い込んでしまいますよね。
中にはしっかりと相続対策をしないと大変なことになる人はいます。
でも、基礎控除の範囲内で相続財産が収まっており相続税がかからない人、
もしくは、相続税がかかったとしてもわずかな金額の人までが、
不必要なお金をかけて、相続対策に時間を費やしているという事例も少なくありません。
まずは、万が一の時、相続税がかかるのか、かかるとしたらいくらかかるのか、
基本的なところから把握し、「不安商法」に惑わされないようにしましょう。
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